ハーブ香るイタリアンソーセージの作り方｜無添加・手作り気質に贈る簡単レシピ

2025年5月31日

1. はじめに：美味しいソーセージってどこで違いが出るの？

ソーセージって自分でも作れるの？

ソーセージは、自宅でも美味しく作ることは出来ますよ。

ソーセージの美味しさを決めるのは、ずばり「味付けと食感」です。市販のものは早く食べられる便利さがありますが、一方で「合成香料」「保存料」などが多く含まれ、味のバランスが単一になりがち。

それに対して自分で作るソーセージは、新鮮な肉とハーブ、塩、スパイスだけで味を重ねる「しんみり美味しい」一品。料理に自信がなくても、コツさえ押さえれば大丈夫です。

宅建士ジカビー

イタリアンソーセージとは？ピザだけじゃない魅力と手作りの楽しみ方

イタリアンソーセージは、ピザのトッピングでおなじみの具材ですが、実はそのままでも美味しく楽しめる、香り豊かなミートフードです。

一般的に「イタリアンソーセージ」と呼ばれるものは、腸詰めされていないことが多く、ハーブやスパイスをたっぷりと混ぜ込んだ粗挽き肉の塊を指します。形はひき肉を軽くまとめたようなもので、ハンバーグを崩したような見た目が特徴です。

このソーセージの風味の決め手は「フェンネル」。ウイキョウの種として知られ、ほのかに甘く、それでいて爽やかな苦味のある香りが全体の味わいを引き締めます。フェンネルは古くから薬草としても使われ、消化促進や口臭予防にも効果があるとされています。

主な材料は豚ひき肉で、タンパク質や脂質が豊富。パワーチャージしたい日や、ガッツリ食べたい日にもぴったりの食材です。

日本では市販のイタリアンソーセージはあまり流通しておらず、通販でも業務用の加熱済みタイプが主流。でも、実はこのソーセージ、腸詰めしないため自宅でも意外と簡単に再現できます。

豚ひき肉にニンニク、フェンネルパウダー、バジル、塩胡椒を混ぜてよくこね、少し寝かせてから焼くだけ。ガーリックやジンジャーを効かせてパンチのある味にしたり、ローズマリーやパセリ、レモン汁で爽やかに仕上げたりと、アレンジも自由自在です。

冷凍保存もできるので、まとめて作っておけば忙しい日の一品にも◎。ピザだけでなく、パスタ、サンドイッチ、サラダにも活用できる万能おかずです。

2. ソーセージって何からできてるの？材料を知ろう

ソーセージは、挽肉（主に豚や牛）を塩とスパイス、ハーブで味付けし、練り合わせて作るシンプルな加工肉です。

市販品では保存性や見た目を良くするために、発色剤や結着剤、添加物が使われることが多いですが、自家製ならそうしたものは一切不要。素材の旨みと香りを活かすことができます。

味の決め手となるのは、ローズマリーやセージ、ブラックペッパーといったハーブやスパイスの使い方。配合を調整すれば、あなただけのオリジナルソーセージも可能です。腸詰めしなくても、成型して焼くだけで立派な一品になります。

無添加で安心、しかも作る楽しさも味わえるのが手作りソーセージの魅力です。

3. （レシピ）ハーブ香るイタリアンソーセージの作り方

材料（一人前分）

豚挽肉　２５０g
塩　４g

砂糖　１g
にんにく（チューブ）　１cmくらい
ドライバジル　少々
ドライローズマリー　少々
ドライオレガノ　少々
白コショウ　少々
パセリのみじん切り　大さじ１
粉チーズ　小さじ１

作り方

まず、豚挽肉と塩だけで練ります。
全ての材料を加えて、練ります。
棒状に成型し、ラップでぴっちり包んでさらにアルミホイルで包みます。
1時間ほど冷蔵庫でやすませます。
７０度のお湯で茹でます。これで冷ましたら一旦完成。
食べる時にフライパンで焼いて表面に焼き色を付けてから食べましょう。

※今回は茹でるバージョンでしたが、冷蔵庫で休ませた後、茹でずに少しずつちぎって焼いてピザの具にしたり、そのまま焼いてハンバーグのようにして食べてみるのもおすすめです。