引き寄せの法則|自分自身にとって最善の状況を引き寄せるために必要なのは◯◯◯を保つこと引き寄せの法則|自分自身にとって最善の状況を引き寄せるために必要なのは◯◯◯を保つこと

15:00までにあと1件!
それが達成できれば、

インセンティブ 15,860円ゲット!

でも、残り時間あと28分…。

ウーバーイーツのデリバリースタッフとして学ぶ、引き寄せの法則


これは、
ウーバーイーツの配達員として
世田谷駅近辺をバイクで走っていたある日のこと。

相当なことがない限り
1件配達完了するのに要する時間は
ピックアップに5〜10分

配達先につくまでに15〜20分

運が良ければいける!
そんな 冷や汗が出るほど
ワクワク、ドキドキする瞬間を
目の当たりにしていた。


しかし、そんな時に限って
オーダーが全然入らない…

ハンドルを握る手には、汗を感じ
時間と共に体に力が入る
まさに手に汗握るデットヒート。


こんな時に大切なのが平常心。

大抵の人は、焦ってしまう。
焦りは、ミスを招くもと。

焦りの先に待っているのは、
期待していない現実。

そして、
そんな時によく出る言葉…、
『あ〜あ、やっぱりダメか?』


でも、
この時に口にしていた言葉は、
全く違っていた…

『大丈夫!絶対できる!いける!いける!』

もう、信じてやまなかった。

その時に頭の中に描いていた光景…、

それは、
僕自身がバイクを運転している後ろ姿。

できないかも…

なんていう弱音は出るすきもなく
もう、やり切ってる自分しか想像できない。 

すると
スマホの画面に
『吉◯家 世田谷◯◯店』

「よしっ!いける!」

アクセルを少し強めに握り
ピックアップ先へ急ぐ

 

が、ここで神様のいたずら。

マップ上ではピックアップ先についているのに
吉◯家のあのオレンジ色の看板がない!

 

心臓は、バクバク音を立てて鳴り
今にもはち切れそう。 

 

さすがに焦りと不安が
頭をよぎった。

『やっぱ無理なのか…?』

 

『うん、無理かもしれない。
いや、大切なのは今やるべきことをしっかりやること。
もう一度調べてみるか。』

そして、スマホの画面に指を…。

ピックアップ先の情報をよくみてみると
「ピックアップ先は、ゴーストレストランです。
◯◯◯のお店でピックアップお願いします。」と。

よく見れば、
目の前のプレハブのお店のドアに
「吉◯家のピックアップはこちらのドアを開けて下さい」
という貼り紙。

無事にピックアップし時計を見ると
時刻は14:42分。

配達先は?

桜新町

Googleマップの予想到着時間は?

18分

ギリギリか…。

 

しかし、ここでまた

まさかの
神様のいたずら…

『なんで…?』

世田谷線の踏切の遮断機の警報音が鳴り出した。
『今なら、鳴り始めだからいけるか?』

 

『いや、落ち着こう。』
『絶対できる!いける!いける!!大丈夫!』

そして、
踏切の向こうに目をやると
警察官の姿が…

 

こんな時の時間は
ものすごく長く感じる。

ほんの数分のはずなのに
もう、かなり待っているかのような錯覚に

陥ってしまう。

 

やがて、
踏切の遮断機が上がり
Googleマップを再確認

到着予定時間は14分。

このまま普通に行けば
配達先につく時間は15:02分

でもよく見ると
遠回りの道をナビしている。

この角を曲がって、裏道を行けば
きっと…

 

「ピンポーン」
「お待たせいたしました!ウーバーイーツです!」

 

「どうもありがとう!」
明るい笑顔でお礼をいただき
無事に商品も届けられて
とりあえずは、オッケー。

配達完了のボタンを押して
時計に目をやると

15:01

無理だったか〜。
でもよくやった。

お昼ご飯食べて
夕方から仕切り直しだ!

と、このラスト一件の配達の状況を
思い返しながら
どうすればもっと件数をこなせるか
検証していた時

 

僕は右手に持っていた
ピーナツバターコッペパンを

思わず落としてしまった。

『えっ!!』

目の前の画面には
『15,860円の追加報酬を獲得しました』

 

目の前で起こっている現実は、すべて自分の思い込み…

◯◯◯を保つことこそが、最善の状況を引き寄せるコツ。

なにか目標を掲げた時にとるべき姿勢は

まさに、平常心を保つこと。

 

どんな時でも一喜一憂するわけでもなく
落ち着いて、目の前で起きている現実を

受け入れるということが大切。

このお話の冒頭で 僕が

『あと1件、オーダーが入ればっ!』という時に

焦って、どうしよう!どうしよう!と
ヤキモキしてしまっていたら

この最後のオーダーを受けることはできなかっただろうし

仮にそのような精神状態でオーダーが入っても
到底、良い結果につながることは

なかったはず。

 

どのような状況下でも平常心を保つ、

これこそが最善の状況を引き寄せるコツ。

 

自分の発する言葉、思考が目の前で現実化する。

昔から、言霊(ことだま)と言われるように

人の発する言葉には力が宿ります。

 

綺麗な言葉にはパワーが宿り
きたなく汚れた言葉には邪気が入ります。

 

僕がピックアップ先に到着した時に
お店を見つけることができず

慌てふためき、とっさに出た言葉は

『マジかよっ!やってらんね〜!』

 

その瞬間、状況は一変!

時間は悪い方向へと流れ出しました。

 

でもすぐに氣を取り戻し、平常心。

 

この時に大切なのは
今目の前で起きている現実を受け入れること。

 

「見つからない  =  間に合わない」

この現実が目の前で起きていることに氣づき
『うん!無理かもしれない。』

ととその状況を まずは受け入れた。

 

そして、自問自答
『今、どうすればこの状況を回避できる?』

 

その時、頭の中に浮かんだのが
スマホの情報を再確認すること。

 

このように、汚い言葉を使っていれば
時は悪い方向へ流れ出すし、

綺麗な言葉をつかていれば
良い状況へと導き出される。

 

これは、口に出した言葉だけでなく

頭の中で思ったことも同じこと。

 

言葉遣いに氣をつかう。

意識しなくても
綺麗な言葉でお話しできるようになるのがベスト。

 

焦りは最悪の状況を引き寄せる。

あと、なにかやるときに大切なことは

取り組むことに対して
とことん、調べまくるということ。

 

僕はこの時、
ウーバーイーツの報酬のシステムについて
まだ、無知の状態。

ウーバーイーツで配達員として働くと
15時までに◯◯件の配達を完了すれば
追加報酬◯◯円となどという

プロモーション(インセンティブ)制度があります。

 

実際には15時までにピックアップしたものが対象となり
配達完了さえすれば

今回のようにたとえ1分過ぎていたとしても
このインセンティブはもらえるそう。

 

これを知らなかった僕は
ついつい、焦ってしまった。

 

焦りは良い結果を生ない…。

僕がピックアップ後、
焦りまくって配達していたら
踏切で遮断機が降り始めた時

強引に渡っていただろう。

 

その後の結果は、御察しの通り。

配達完了することもできず
警察官に違反切符を切られ

インセンティブも貰えない。

そんな結末は誰も望んでいない。

 

その時に取り組んでいることに対して
いろんな情報を持っていれば

 

焦ることなく行動することができる。

焦りは、無知であるが故に湧き上がる感情。

焦ることなく、平常心で
タンタンとこなしていくためにも
情報収集というのは重要。

 

更に、情報をたくさん持っていることで
いざという時の決断力も高まる。 

どんな小さなことでも
情報収集するということが
習慣になると素敵ですね。

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