手作りソーセージに必要なものって?
ソーセージを自宅で作ろうと思ったら最低限必要となるものは、これらです。
ソーセージ作りに必要なもの
豚ひき肉 | |
羊腸 | |
ソーセージメーカー又は絞り袋 | |
ボウル | |
鍋(直径20cm以上の深さのあるもの) | |
安全ピン又は針 | |
温度計 | |
塩 | |
ナツメグ(パウダー) | |
ガーリックパウダー | |
セージ(パウダー) | |
黒コショウ | |
砂糖(上白糖) | |
コーンスターチ |
豚ひき肉
ソーセージは、何の肉を使っても作ることはできます。でも、スタンダードなのは豚肉。僕自身、美味しい豚肉の風味はソーセージとの相性が一番良いと感じています。
そして、ソーセージに使用する豚肉の部位は本当は肩ロースが良いと思ってます。肩ロースという部位は、身がしまっていて筋っぽい部位ですが旨味が凝縮されているのが特徴です。ソーセージを作るときは、ミンチにしてから使用するので筋っぽさなどはあまり関係なくなります。それ以上に、この部位特徴の味わい深い旨味の凝縮感が功を奏すると言っても過言ではありません。
しかし、一般の人が肩ロースを指定して挽肉を手にいれるのはそんなに簡単ではないと思います。自宅でソーセージを作る場合は近所のスーパーなどで手に入れることができるひき肉でも美味しいソーセージは作ることができるので気軽に捉えてソーセージ作りを楽しんでみてください。
羊腸
羊腸は、塩やスパイスを混ぜて練った肉を詰めるために使います。ソーセージを作る時は羊腸以外にも豚腸や牛腸などもあります。
また、羊腸と言っても太さがあります。細いものだと16mmくらい、太いものだと26mmというものまで。ちなみに2mの羊腸は約500gの肉の生地を詰めることができ、4mの羊腸の場合は約1kgの肉の生地を詰めることができるようになっています。
天然の腸は、塩漬けになっています。とはいえ、日が経つにつれて劣化もするので在庫をかかえるよりは、使う分だけ買うようにすると良いでしょう。
ソーセージメーカー又は絞り袋
ソーセージを作るときに便利なのがソーセージメーカーです。ソーセージ作りを美味しく成功させるコツは、肉の温度を上げないことです。
ソーセージを作る時は温度管理が重要になりますが、肉の温度が15度以上にならないようにする必要があります。あなたもご存知のように人の体温は約36度。もしも絞り袋で肉を絞る場合、36度の手で長い時間作業していると肉の温度はすぐに上がってしまいます。
その点、ソーセージメーカーの場合は手の温度が伝わりにくくなっているので、初めてソーセージを作るという場合はソーセージメーカーを利用すると良いでしょう。
少し大きめのボウル(直径20cm以上のもの)
ボウルはどんな時に使うかというと、ソーセージ用の肉を練る時とソーセージの肉を腸に詰める時に使用します。
鍋
鍋は、肉を腸に詰めた後のソーセージを茹でる時に使用します。500gの肉でソーセージを作る場合は直径約25cm、深さは20cmくらいの鍋があると茹でやすいでしょう。鍋が浅かったり小さすぎると温度管理が難しくなるからです。
安全ピン又は針
肉を腸に詰めた後、空気が入っていることがよくあります。その空気をそのままにして茹でてしまうと、茹でている間に空気が膨張して皮が破けてしまうことがあります。そのような事態を避けるために、ピンを使って空気を抜く作業のためにピンが必要になります。
温度計
温度計は、ソーセージを茹でる時に使用します。茹でると言っても75度で20分間保温すると言った方が正しいですが。IHヒーターで75度の保温設定があると便利ですね。その場合は、温度計は不要です。