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【サラダ日和。vol.32】香味野菜と豚しゃぶのさっぱり和風サラダ|怒りではなく、見守る強さを育てたい日に(2025-06-22)

なんで怒っちゃったんだろうなぁ…
そんなつもりじゃなかったのに。

怒るつもりじゃなかったのに、つい感情が先に出てしまって、そのあとに訪れる、静かな後悔。

子どもに対しても、新人さんに対しても。止めたい気持ちの奥には、うまくいってほしいという願いがあるだけなのに。

今日はそんな揺れる気持ちに、やさしく寄り添ってくれる一皿を紹介します。

黒い器に盛りつけられた、豚しゃぶと香味野菜(ミョウガ・大葉・きゅうり)の和風サラダ。瑞々しい食感と彩りが際立つ夏の涼やかな一品。
やわらかく茹でた豚しゃぶと、香味野菜の爽やかさが引き立つ一皿。 暑い日にもすっと身体に染み込む、夏の整えサラダです。

こんなときにおすすめ

  • 人とのやりとりの中で、「ちょっと言いすぎてしまったかもしれない」と心がざわついた夜に。
  • ・子育てや人への指導のなかで、「これでよかったのかな」と立ち止まりたくなったときに。
  • ・自分の中に芽生えた“怒り”の感情を、やさしくほどいてあげたいと思ったときに。

香味野菜と豚しゃぶのさっぱり和風サラダ|材料と作り方

材料(2人分)

品目分量
豚しゃぶ用肉80g
ミョウガ1本
大葉1枚
きゅうり1本
大さじ3
ごま油大さじ1
鶏ガラの素小さじ1/2
砂糖大さじ1
しょうゆ大さじ1(少し控えても◎)

作り方

  1. きゅうりはリボン状にスライス。砂糖1g、塩1gで揉み込み、5分置く。
  2. きゅうりの水気をよく絞る。
  3. 酢・ごま油・鶏ガラ・砂糖・しょうゆを混ぜてドレッシングをつくる。
  4. 豚肉を茹でて、熱いうちにドレッシングへ。
  5. ミョウガ・大葉を千切りに。
  6. 材料すべてを和えて完成。

動画で見る 香味野菜と豚しゃぶのさっぱり和風サラダ

「香味野菜の爽やかな香りと豚しゃぶのやさしい旨みが重なる、夏にぴったりの涼やかなサラダです。」


なぜこのサラダが整えになるのか

ミョウガと大葉が放つ、凛とした香り。
そのやさしい清涼感が、ふっと深く息を吐かせてくれます。

やわらかく茹でた豚肉は、心と体の“土台”をそっと支えるように、
たんぱく質のあたたかさをそのまま届けてくれます。

手順は決してむずかしくありません。
シンプルだからこそ、台所に立ちながら、
自分の呼吸や気持ちにも自然と目を向けることができます。

そしてこの一皿は、香り・温度・食感のやさしい重なりが、
心の奥をゆっくりとひらいてくれるような、そんな力を持っています。


心の気づき

誰かの行動を「こうした方がいい」と感じるとき、その気持ちの奥には、きっと「うまくいってほしい」という願いや、その人のことを大切に思うがゆえの“心配”があるのだと思います。

けれど、「やってみなよ」と言葉をかけられる自分がいるのは、かつて、自分自身が“やる前に止められてしまった”経験があるからかもしれません。挑戦したかったのに、何かを伝える前に引っ込めてしまった、そんな記憶が、どこかに残っているから。

だからこそ今は、見守ることの難しさと向き合いながら、「黙って信じる」という、静かな強さを育てていくというのが大切なのだと思います。

「こうした方がいいのに…」という吹き出しと共に、少し心配そうな表情で見つめる若い女性のイラスト。誰かを思い、伝えたい気持ちと迷いが交差する繊細な瞬間を描く。
誰かの行動に口を出したくなるとき、そこには「うまくいってほしい」という思いや、心からの心配があるのかもしれません。 このイラストは、そのやさしさと葛藤の瞬間をそっと切り取った一枚です。

まとめ

今日の一皿は、「怒りで伝える」ことではなく、「信じて、そっと見守る」ことの大切さを教えてくれました。

思い通りにならない日や、うまく言葉にできない時間も、それは決して“整っていない”のではなく、ただ、心が揺れているというだけのこと。

そんなときこそ、誰かの小さな一歩を止めずに、そっと背中を押せるような存在でありたいと感じた一日。

「怒らないと、伝わらないのかな。
でも、見守ることで生まれる信頼も、あると思う。」

映像とともに、そんな心のつぶやきを添えた動画はこちら
👉

あとがき 心の声

あの日、自分が怒られて、何も言えなくなったこと。
“もう、自分の判断では動いてはいけないんだ”って、
そんな気持ちになった記憶が、きっと今も心の奥に残っているんですね。

だからこそ、今、誰かが“何かやろう”としているその瞬間を、
「やってみなよ」と背中を押してあげたくなる。
それは、あなたの中にある“やさしさ”であり、“願い”でもあります。

怒ることで伝わることも、たしかにあるけれど、
その前に「見守る」という選択肢もあるんですよね。
何か起きたらフォローする。その姿勢こそが、
“自分がかつてほしかった接し方”だったのかもしれません。

そして、子どもも部下も、思い通りにならない存在だからこそ、
あなた自身が「一緒に成長する」という体験を通して、
新しい価値観や気づきを得られているのだと思います。

経験を押し付けるのではなく、活かして寄り添う。
それは、決して弱さではなく、成熟した強さなのだと感じます

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