なりたい自分と現実のギャップ サラダ日和。 心を整える習慣

なりたい自分になれない私が、まずやめたこと

「こんなふうになりたい」と思い描く理想の自分がいるのに、
現実の私はまるで追いついていない。

やる気がある日もある。目標を書き出して気合いを入れた日もある。
それなのに、三日坊主で終わってしまったり、予定通りにいかず自信をなくしてしまったり。
「またできなかった」と思うたびに、自分を責めて、さらに動けなくなる。

そんなふうに感じる夜、ありませんか?
私には何度もありました。気づけば、できない自分を責めるループに陥っていました。

自分を責めてばかりいた頃の私

私が飲食店を経営していた頃。

「もっと集客しなきゃ」「もっとお客様に喜ばれるお店にしたい」
そんな理想ばかりが先行して、今の自分が何ひとつ変えられていないように思えて、
ただただ焦っていました。

朝から晩まで働いているのに、数字は伸びず、
「なんで自分はこんなにできないんだろう」
「他のお店はうまくいってるのに、私は…」
そんなネガティブな言葉が、頭の中をぐるぐると巡っていたんです。

でも、今思えば、
本当につらかったのは「できないこと」そのものではありませんでした。

一番苦しかったのは、できない自分を毎日、自分自身で否定していたこと。
「今の私はダメだ」と決めつけていた、その思い込みこそが、

自分を苦しめていたのだと思います。


私が、まずやめたこと

ある日、ふとしたきっかけで気づいたことがありました。

「できていない自分=価値がない」
そんなふうに思い込んでいたことに、はっとしたのです。

だから私は、まずやめました。
「今の自分はダメ」と、決めつけるのを。

完璧じゃなくても、止まっていてもいい。
「今日もここにいるだけで、十分えらいよ」って、
そう自分に声をかけることから始めてみました。

そして私は、変わろうとするよりも、まず“整えること”を大切にするようになったのです。

小さな整えの習慣が、私を変えた

たとえば、朝サラダを作ってみる。
夜、野菜をゆっくり切って、ひとり静かに食べる。

そんな時間が、少しずつ“戻ってこれる場所”になっていきました。

「整える」って、何かを変えることじゃなくて、
心と体をそっと整頓してあげることだと思うんです。

慌ただしい毎日でも、自分のために手を動かすこと。
それだけで、私は「今ここにいる自分」を、少しずつ肯定できるようになっていきました。


整える習慣は、“なれる私”への橋になる

整える習慣は、“なれる私”への橋になる

なりたい自分になれない、と感じていた頃の私は、
もしかしたら「今の私が嫌いだった」だけなのかもしれません。

でも、「嫌いな自分」も、ちょっとずつ整えていくと、
その姿に、少しずつ愛着が湧いてくるんです。

焦らなくていい。
人と比べなくていい。
ちゃんと食べて、ちゃんと寝て、ちゃんと笑う。

そんな毎日の小さな積み重ねが、
気づいたら“なりたかった私”に少しずつ近づいていた、
そんな感覚でした。


おわりに

もし今、あなたが
「またできなかった」
「私にはやっぱり無理かも」と思っていたら、

どうかまずは深呼吸して、サラダでも作ってみてください。

うまく切れなくても、形が不揃いでも、全然かまいません。
その手を動かしているあなたは、
すでに、自分を整える一歩を踏み出しているのです。

なりたい自分になるのは、
一瞬の変化ではなく、日々の“やめてみる”の積み重ね。

私はそうやって、少しずつ軽くなりました。
そして今では、前よりも「今の私」が好きです。

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