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思わず見逃してしまいそうなほど小さな名店。鵜の木「チロリン」のクレープが、12年間も愛され続ける理由

東急多摩川線・鵜の木駅の改札を出てすぐ、思わず見過ごしてしまいそうなほどこぢんまりとした佇まいながら、地元の人々に12年もの長きにわたり愛され続けているクレープ屋さんがあります。

その名も「チロリン」。

今回は、その隠れた名店の魅力と、一度食べたら忘れられないスクエア型クレープの秘密に迫ります。

駅前の小さな名店、チロリンの温かい歴史

鵜の木駅前という好立地にありながら、その控えめな間口ゆえに、私も以前はついつい見逃してしまっていた「チロリン」。

東急多摩川線鵜の木駅 クレープのチロリン

しかし、一度その存在を知れば、その温かい雰囲気と、店内に飾られた「じいじ頑張って」という愛らしい手紙が、訪れる人々の心を和ませます。

12年前からこの地でクレープを作り続けているという歴史が、お店全体に温かいオーラを与えているかのようです。

注文から7分、出会いは「チョコバナナホイップカスタード」

今回僕が注文したのは、定番人気の「チョコバナナホイップカスタード」。

注文から待つこと約7分、焼き立てのクレープが手渡されます。一般的なコーン型のクレープとは異なり、チロリンのクレープは珍しいスクエア型。

この形が、後述する独特の食感を生み出す鍵となっています。

バリエーション豊富なチロリンのクレープメニュー

病みつきになる「もちもち&サクッ」の絶妙食感

チロリンのクレープの最大の魅力は、その病みつきになる食感にあります。

鵜の木駅のクレープ屋さん『チロリン』のもちもち&サクッ!の絶妙食感のクレープ生地

生地の厚さが意図的に不揃いに作られており、この「不揃いさ」こそが美味しさを際立たせています。

厚みのある部分はもちっとした弾力があり、薄い部分はサクッとした軽快な食感が残る。

この二つの食感が一口ごとに絶妙なハーモニーを奏で、食べる人を飽きさせません。特に、焼きたてをその場で頬張るのが、このクレープを最大限に楽しむためのおすすめの食べ方です。

飽きのこない甘さと、地元に溶け込む風景

「チョコバナナホイップカスタード」の味わいもまた格別。

チョコレートの濃厚な甘みが、バナナの自然な甘味と程よい酸味を巧みに引き立て、全体として飽きのこない絶妙な甘さに仕上がっています。

甘すぎず、しかししっかりと満足感のあるこのクレープは、まさに「大人のためのおやつ」。

東急
東急多摩川線 鵜の木駅 クレープ屋さん『チロリン』のチョコバナナホイップカスタード

お店の前には、クレープを片手に散歩を楽しむ人々の姿が絶えません。行列ができるのも納得の美味しさと、地域に根ざした温かい雰囲気が、この小さなクレープ屋さんを特別な存在にしています。

ついつい「こういうお店はずっと続いてほしいな」って思っちゃいます。

鵜の木の隠れた宝石を、ぜひあなたも

鵜の木駅前をよく通る方でも、その小ささゆえに見逃してしまっているかもしれない「チロリン」。

しかし、一度その扉を開けば、12年間変わらぬ美味しさと温かさで、あなたを迎え入れてくれるはずです。

鵜の木を訪れた際には、ぜひ「チロリン」のスクエア型クレープを味わい、その病みつきになる食感と心温まる物語を体験してみてください。

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