2025年10月7日
はじめに…
「本格的なバターチキンカレーをおうちで手軽に楽しみたい!」そう思ったことはありませんか?
外食で食べるような濃厚でクリーミーな味わいを、実はご自宅でも簡単に再現できるんです。今回は、特別な材料は使わず、身近な食材で驚くほど美味しいバターチキンカレーを作るレシピをご紹介します。
バターチキンカレーは、その甘みとコク、そしてまろやかな口当たりが特徴で、お子様から大人まで幅広い世代に愛される人気のカレーです。
しかし、「作るのが難しそう」「スパイスの調合が大変そう」と感じる方もいるかもしれません。ご安心ください。このレシピでは、ミキサーを使ってカレーベースを滑らかにするなど、本格的ながらも失敗しにくい工夫を凝らしています。
忙しい日でも、ちょっとしたひと手間で、まるでレストランのような一皿が完成します。最後まで読んで、ご家庭でも絶品のバターチキンカレー。ぜひ挑戦してみてください。
この記事でわかること
このレシピでは、鶏肉の下準備から仕上げまで、各工程での失敗しないコツや美味しく作るポイントを詳しく解説します。
本格的な味わいを実現するためのミキサー活用法、鶏肉を柔らかく仕上げる秘訣、そして保存方法まで、バターチキンカレー作りの全てがわかります。料理初心者の方でも安心して挑戦できる内容となっています。
バターチキンカレーの材料
玉ねぎ(スライス) | 1個分 | |
おろしニンニク | 2cmほど | チューブでOK |
おろししょうが | 2cmほど | チューブでOK |
鶏もも肉 | 2枚 | 一口大にカット |
ヨーグルト | 200g | 鶏肉の漬け込み用 |
カレー粉 | 大さじ2 | 鶏肉の漬け込み用 |
調味料
カットトマト缶 | 400g | |
水 | 100cc | |
牛乳 | 150cc | |
コンソメ | 2個 | |
砂糖 | 大さじ2 | |
しょうゆ | 大さじ1 | |
みりん | 大さじ1 | |
塩 | 小さじ1.5 | |
ソース | 小さじ1 | |
カレー粉 | 大さじ2 |
仕上げ用
生クリーム | 200cc | 仕上げ用 |
バター | 40g | 仕上げ用 |
美味しく作るポイント
鶏肉は、ヨーグルトで漬け込む
玉ねぎは弱火で炒める
カレーベースは、ミキサーで滑らかに
鶏肉を入れたら弱火でじっくり煮込む
生クリームとバターは仕上げに入れる
•鶏肉の漬け込み:ヨーグルトとカレー粉で漬け込むことで、鶏肉が驚くほど柔らかく、風味豊かに仕上がります。最低でも20分、できれば3〜6時間漬け込むとより一層美味しくなります。
•玉ねぎはじっくり炒める:玉ねぎは焦がさないように、弱火でじっくりと透き通るまで炒めることで、甘みとコクが引き出されます。
•カレーベースはミキサーで滑らかに:この工程が本格的な口当たりを生み出します。しっかりとピュレ状にすることで、舌触りの良いクリーミーなカレーになります。
•煮込みは弱火で:鶏肉とカレーベースを合わせた後は、弱火でじっくり煮込むことで味がなじみ、鶏肉も柔らかく仕上がります。
•仕上げの生クリームとバター:最後に加える生クリームとバターが、バターチキンカレー特有の濃厚なコクとまろやかさを決定づけます。煮込みすぎず、ひと煮立ちさせる程度でOKです。
詳しい作り方
ステップ1:鶏肉をカットして漬け込む(所要時間:30分+漬け込み時間)
1.鶏もも肉は一口大にカットし、5%の砂糖水に30分浸水させます。これにより、鶏肉がしっとりと柔らかく仕上がります。
2.浸水後、しっかりと水気を切り、ポリ袋にヨーグルト200gとカレー粉大さじ2と一緒に入れ、よく揉み込みます。
3.冷蔵庫で20分以上漬け込みます。時間があれば3〜6時間漬け込むと、より味が染み込み、鶏肉が柔らかくなります。
ステップ2:炒める(所要時間:約10分)
1.鍋にサラダ油をひき、おろしニンニク2cm、おろししょうが2cmを加えて弱火で香りが立つまで炒めます。
2.スライスした玉ねぎ1個分を加え、玉ねぎが透き通るまで弱火でじっくりと炒めます。焦がさないように注意してください。
ステップ3:煮込む(所要時間:約15分)
煮込む時の調味料
カットトマト缶 | 400g |
水 | 100cc |
牛乳 | 150cc |
コンソメ | 2個 |
砂糖 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ1 |
みりん | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1.5 |
ソース | 小さじ1 |
カレー粉 | 大さじ2 |
1.ステップ2の鍋に、上記の調味料を全て加えます。
2.よく混ぜ合わせ、中火で煮込みます。全体がなじむまで時々かき混ぜてください。
ステップ4:ミキサーでピュレ状にする(所要時間:約5分)
1.煮込んだカレーベースを粗熱が取れたらミキサーに移し、滑らかなピュレ状になるまで攪拌します。この工程で、口当たりの良い本格的なカレーになります。
ステップ5:鶏肉を入れて煮込む(所要時間:約25分)
1.別のフライパンに少量の油をひき、漬け込んだ鶏肉を軽くソテーします。表面に焼き色がついたらOKです。
2.ステップ4でピュレ状にしたカレーベースを鍋に戻し、ソテーした鶏肉と、鶏肉を漬けていたヨーグルト(残っていれば)を全て加えます。
3.弱火で20分ほど煮込みます。時々優しく混ぜながら、焦げ付かないように注意してください。
ステップ6:仕上げ(所要時間:約5分)
1.生クリーム200ccとバター40gを鍋に加え、全体によく混ぜ合わせます。
2.ひと煮立ちしたら火を止め、完成です。器に盛り付け、お好みでパセリなどを添えてお召し上がりください。
バターチキンカレーの保存方法と日持ち
冷蔵保存
•保存期間:2〜3日
•保存方法:粗熱を取り、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。カレーは傷みやすいので、早めに食べきることをおすすめします。
•温め直し方:電子レンジで温めるか、鍋で弱火でゆっくりと温め直してください。分離しやすいので、温める際はよく混ぜながらがおすすめです。
冷凍保存
•保存期間:約1ヶ月
•保存方法:1食分ずつ小分けにして、フリーザーバッグや密閉容器に入れて冷凍庫で保存します。空気をしっかり抜くと鮮度が保たれます。
•解凍方法:冷蔵庫で自然解凍した後、電子レンジまたは鍋で温めてください。急な加熱は分離の原因になることがあります。
まとめ
今回は、ご家庭で本格的な味わいが楽しめるバターチキンカレーのレシピをご紹介しました。鶏肉の下準備からミキサーを使ったカレーベース作り、そして仕上げのひと手間まで、各工程のポイントを押さえることで、誰でも失敗なく絶品カレーを作ることができます。
このレシピを参考に、ぜひご自宅でレストラン顔負けのバターチキンカレーを味わってみてください。家族や友人もきっと喜んでくれるはずです!