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【サラダ日和。vol.29】怒りたくなかった夜に食べたい夏野菜のグリルサラダ【心を整えるレシピ】

黒い器に美しく盛りつけられた、グリルしたズッキーニ、赤パプリカ、ナスなどの夏野菜。バルサミコソースが艶やかにかかっている。
香ばしく焼いたズッキーニやパプリカに、バルサミコの酸味とコクが絡む。夜にそっと食べたくなる一皿。

本当は怒りたくなかった。ただ、わかってほしかっただけ。

テレビやゲームに夢中な子どもたちに、「宿題、やったの?」と声をかけた昨日の夜。

「やることやれば、あとでゆっくりできるよ」

そんなふうに優しく言ったつもりだったのに、返ってきたのは…完全な無視だった。

僕が何を伝えたかったのか、自分でもよくわからなくなって、イライラの中に取り残されたような夜。
そして、まだ晴れないままの朝。

ふと、自分の中に残っていたのは、“怒り”より“寂しさ”だった。
ああ、ただ仲良く過ごしたかっただけなんだなって。

そんな気持ちを受け止めながら、今日は夏野菜をグリルしてみた。


このサラダは、こんなときにおすすめ

  • 気持ちの伝え方がうまくいかなくてモヤモヤしているとき
  • 家族と少し距離を感じてしまった日の夕方に
  • 自分の優しさを、もう一度思い出したいとき

夏野菜のグリルサラダ|材料と作り方

材料(2人分)

品 目分 量
ズッキーニ1/2本
赤パプリカ1/2個
黄パプリカ1/2個
ナス1本
オリーブオイル大さじ1
バルサミコ酢大さじ1
塩・黒こしょう少々

作り方

  1. 野菜を食べやすくカット。
  2. フライパンまたはグリルで両面に焼き目をつける。
  3. 温かいうちにバルサミコ酢・オリーブオイルで和える。
  4. 塩こしょうで味を整え、盛りつけて完成。

動画で見る 夏野菜のグリルサラダの作り方

なぜこのサラダで心がほぐれるのか?

夏野菜を焦がさないように、ゆっくり焼いていくと、
じんわりと火が通っていく様子に、なんだか心も落ち着いてきます。

野菜と向き合うこの「待つ時間」は、せわしない気持ちをそっとほどいてくれる、やさしいひととき。

ズッキーニやナスにはカリウムがたっぷり含まれていて、体にたまった熱やこわばりを、静かに整えてくれます。そして、バルサミコ酢のやわらかな酸味が、心の奥にたまったモヤモヤを、ふっと軽くしてくれるんです。

味つけはシンプルだからこそ、素材の持つやさしい甘みや香ばしさが、まっすぐ届いてくる。

それはまるで、「そのままでも、ちゃんといいよ」と言ってもらえたような、そんなあたたかさを感じるサラダです。


心の気づき

ちゃんと伝えたかったのに、うまく伝わらなかった。
でも、相手が悪いわけじゃなく、
僕が「ちゃんと伝えたい」って思ってた証拠なんだと。

優しさがうまく届かなくても、
その優しさが自分の中にあったことは、ちゃんと覚えておきたい。

うまく伝えられなかったけど、
それはきっと、「ちゃんと伝えたい」って思っていたからなんだと思う。
伝わらなかったからといって、誰かが悪いわけじゃない。

たとえ言葉にならなくても、
心の中にあったやさしさは、ちゃんとそこにあった。

「その気持ちを、自分だけは忘れずにいてあげたいな」って。

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よかったら、また明日もここでお会いしましょう!
小さな共感が繋がる場所になりますように…。


まとめ

今日、誰かにうまく伝えられなかったあなたへ。

それでも「伝えたい」と思えたあなたのやさしさを、

まずは自分自身が、ちゃんと覚えていてあげてくださいね。

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