
本当は怒りたくなかった。ただ、わかってほしかっただけ。
テレビやゲームに夢中な子どもたちに、「宿題、やったの?」と声をかけた昨日の夜。
「やることやれば、あとでゆっくりできるよ」
そんなふうに優しく言ったつもりだったのに、返ってきたのは…完全な無視だった。
僕が何を伝えたかったのか、自分でもよくわからなくなって、イライラの中に取り残されたような夜。
そして、まだ晴れないままの朝。
ふと、自分の中に残っていたのは、“怒り”より“寂しさ”だった。
ああ、ただ仲良く過ごしたかっただけなんだなって。
そんな気持ちを受け止めながら、今日は夏野菜をグリルしてみた。
このサラダは、こんなときにおすすめ
- 気持ちの伝え方がうまくいかなくてモヤモヤしているとき
- 家族と少し距離を感じてしまった日の夕方に
- 自分の優しさを、もう一度思い出したいとき
夏野菜のグリルサラダ|材料と作り方
材料(2人分)
品 目 | 分 量 |
---|---|
ズッキーニ | 1/2本 |
赤パプリカ | 1/2個 |
黄パプリカ | 1/2個 |
ナス | 1本 |
オリーブオイル | 大さじ1 |
バルサミコ酢 | 大さじ1 |
塩・黒こしょう | 少々 |
作り方
- 野菜を食べやすくカット。
- フライパンまたはグリルで両面に焼き目をつける。
- 温かいうちにバルサミコ酢・オリーブオイルで和える。
- 塩こしょうで味を整え、盛りつけて完成。
動画で見る 夏野菜のグリルサラダの作り方
なぜこのサラダで心がほぐれるのか?
夏野菜を焦がさないように、ゆっくり焼いていくと、
じんわりと火が通っていく様子に、なんだか心も落ち着いてきます。
野菜と向き合うこの「待つ時間」は、せわしない気持ちをそっとほどいてくれる、やさしいひととき。
ズッキーニやナスにはカリウムがたっぷり含まれていて、体にたまった熱やこわばりを、静かに整えてくれます。そして、バルサミコ酢のやわらかな酸味が、心の奥にたまったモヤモヤを、ふっと軽くしてくれるんです。
味つけはシンプルだからこそ、素材の持つやさしい甘みや香ばしさが、まっすぐ届いてくる。
それはまるで、「そのままでも、ちゃんといいよ」と言ってもらえたような、そんなあたたかさを感じるサラダです。
心の気づき
ちゃんと伝えたかったのに、うまく伝わらなかった。
でも、相手が悪いわけじゃなく、
僕が「ちゃんと伝えたい」って思ってた証拠なんだと。
優しさがうまく届かなくても、
その優しさが自分の中にあったことは、ちゃんと覚えておきたい。
うまく伝えられなかったけど、
それはきっと、「ちゃんと伝えたい」って思っていたからなんだと思う。
伝わらなかったからといって、誰かが悪いわけじゃない。
たとえ言葉にならなくても、
心の中にあったやさしさは、ちゃんとそこにあった。
「その気持ちを、自分だけは忘れずにいてあげたいな」って。
よかったら、また明日もここでお会いしましょう!
小さな共感が繋がる場所になりますように…。
まとめ
今日、誰かにうまく伝えられなかったあなたへ。
それでも「伝えたい」と思えたあなたのやさしさを、
まずは自分自身が、ちゃんと覚えていてあげてくださいね。