3階建てのエアコンは「後付け」できないと思え
3階建てを建てる際、多くの人が「エアコンは住んでから家電量販店で買えばいい」と考えます。しかし、これが大きな間違いです。 特に隣家との距離が近い狭小地の3階建てでは、後からエアコンを付けようとすると「ハシゴが立たない」「高所作業車が入れない」という事態に陥り、エアコン1台のために足場を組む羽目になります。
2. 足場代だけで数万円。効率が悪すぎる「後回し」
エアコン本体は安く買えても、取り付け費用に足場代が加算されたら、せっかくの節約も台無しです。
- リスク: 3階の部屋にエアコンをつけるためだけに、一時的な足場を設置するのは非常に非効率。
- 解決策: 建築中の「足場があるうち」に、室外機の位置を確定させ、必要な工事を終わらせておくのが鉄則です。
3. 「先行配管」が家計を救う
ここで絶対におすすめしたいのが、壁の中に配管を通しておく「先行配管」です。
- メリット: スリーブ(穴)だけでなく、配管自体をあらかじめ通しておけば、いざ設置する時は「本体と室外機を繋ぐだけ」。基本工事費用だけで安く済みます。
- 見た目の美しさ: 外壁に長い配管カバーが這い回ることがなく、家の外観もスッキリ守れます。
4. 【重要】配管の品質には妥協するな
ただし、一点だけシビアな注意事項があります。 「すぐにはエアコンをつけないけれど、配管だけしておく」場合、配管の質にこだわってください。
- アドバイス: 安価な配管は経年劣化で壁の中で腐食するリスクがあります。必ず「信頼できる国内メーカーの高品質な配管」を指定してください。壁を壊さないと交換できない場所だからこそ、ここでのケチは禁物です。
5. まとめ
3階建ての家づくりは、室外機の位置をどこにするか、そこから逆算して設計すること。 「後でなんとかなる」は通用しません。未来の自分への投資として、建築時の配管工事を強くお勧めします。