
真心と笑顔がスパイスです!歩いて、食べて、作るのが好きなジカビーです!
僕は以前、飲食店を経営していました。オープンキッチンのお店で、料理を作りながらカウンター越しにお客さんと他愛のない会話をする時間が、何よりも好きでした。
僕はもともと口下手なほうですが、お客さんの方から気さくに話しかけてくれて、そこにはいつも温かい笑顔がありました。「みんなが心から楽しめる、居心地のいい空間を作りたい」——それは、不動産業界にいる今でも変わらない僕の目標であり、願いです。
そして、そんな温かい空間は、お店だけでなく、皆さんのご家庭の食卓にも作れると思っています。
今日は、そんな食卓にぴったりの「照り焼きチキン」のお話をさせてください。
実は僕、長い間、家で料理をするときは市販のレシピ本をそのまま信じて作っていました。元シェフのくせに、です(笑)。
醤油大さじ2、みりん大さじ2……。律儀に計量スプーンで測って作っていたのですが、食べるたびに「なんだかちょっと、しょっぱいな」と感じていました。
ある日、ふと気づいたんです。
レシピ本の分量って、おそらく「しっかり濃いめの味が好きな人」向けだったり、「ちゃんと味がついている」と分かりやすく感じてもらうために、少し多めに書かれていることが多いのだと。
だから、「レシピ通りに作っているのに、なんだかしょっぱいなぁ」と感じるようだったら、そんな時は思い切って「醤油を半量」にしてみてください。
たったそれだけで、ご飯にも合うけれど、お肉の味もしっかり感じられる「ちょうどいい」優しい味に劇的に変わります。
料理初心者の方でも絶対に失敗しない、ちょっとしたコツも交えながらご紹介しますね。
失敗しないための、元シェフのちょっとしたコツ
この照り焼きチキンは、難しい技術は一切いりません。でも、ちょっとした「なぜ?」を知っているだけで、仕上がりが格段に変わります。今回は、特に大切な3つのコツをお伝えしますね。
1. 片栗粉が美味しさの秘密!

鶏肉に片栗粉をまぶすのは、単にとろみをつけるだけではありません。片栗粉がお肉の表面をコーティングすることで、焼いている間に肉汁が外に逃げるのを防ぎ、ジューシーさを保ってくれるんです。さらに、タレと絡んだときに、お店のようなツヤととろみを生み出す、まさに魔法の粉なんです。
2. 皮目は「バチバチ」と香ばしく!

フライパンに鶏肉を置いたとき、最初は強火で皮目を焼きますよね。このとき「バチバチバチッ!」と音がして、焦げそうに感じるかもしれません。でも、大丈夫。この音こそが、お肉が美味しく香ばしく焼けている証拠なんです。「メイラード反応」といって、アミノ酸と糖が熱によって反応し、あの食欲をそそる香りと焼き色を生み出しているんですよ。この香ばしさが、照り焼きの風味を一層引き立ててくれます。
でもそのまま強火で焼くのではなく、「バチバチ!」という強い音がしたらすぐに弱火にしてください。そうすることで黒く焦げることなく芳ばしい焼き色がつきます。
3. 余分な脂は「拭き取る」が正解!

皮がこんがり焼けたら、フライパンの底に溜まった脂をキッチンペーパーで拭き取ってください。この一手間が、実はとても大切なんです。
照り焼きチキンを作る際、タレを絡める前にフライパンの脂を拭き取るのには、仕上がりを劇的に美味しくする3つの理由があります。
余分な油を拭き取るわけ
1. タレを弾かないようにするため(油と水の反発を防ぐ)
2. タレにとろみをつけ、味を濃縮させるため
3. 皮のパリパリ感をキープするため
まず、水分ベースである醤油やみりんなどのタレが、鶏の脂に弾かれるのを防ぐためです。
あらかじめ余分な脂を拭き取っておくことで、タレが肉の表面に直接密着し、中までしっかりと味が染み込みやすくなります。
また、タレに綺麗なとろみをつけ、旨味を凝縮させる役割もあります。
もし脂が残ったままだと、タレと油が混ざり合ってギトギトしたソースになってしまいます。
脂をしっかり抜いておけば、タレの水分が効率よく蒸発し、みりんや砂糖の糖分によってツヤのある理想的なとろみが生まれます。
さらに、このひと手間は皮のパリパリ感をキープするためにも欠かせません。
フライパンに溜まった鶏の脂(チー油)で煮詰めてしまうと、せっかく香ばしく焼いた皮がふやけてベチャベチャになってしまいます。脂を取り除くことで皮の焼き目を守り、香ばしさを残したままタレだけを綺麗に煮絡めることができます。

さあ、あなたも「ちょうどいい」照り焼きチキンを
今回ご紹介した照り焼きチキンは、これらの小さなコツを知っているだけで、驚くほど美味しく仕上がります。毎日の食卓に、ちょっとした感動と温かい笑顔が生まれることを願っています。
詳しい材料や手順は、こちらの照り焼きチキンレシピページにまとめてあります。ぜひ見ながら作ってみてくださいね!
終わりに:毎日の食卓を、もっと楽しく
凝った料理や、難しい技術なんて必要ありません。
毎日食べても飽きない、心と体にじんわり染みる優しい味。それを、できるだけ少ない手間で、肩の力を抜いて作ること。
美味しい料理があると、自然と会話が生まれ、笑顔がこぼれます。
僕がずっと作りたいと願っている「みんなが楽しめる空間」は、きっと皆さんのご家庭のキッチンやダイニングから始まるのだと思います。
これからも、こんな風にちょっとしたコツで毎日のご飯が美味しくなるお話を、少しずつシェアしていきますね。
ジカビー @jikaby_dev
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